「肺癌」と字が似ている「肺腺癌」
その為よく誤解されがちですが、
実際のところ
「肺腺癌」と「肺癌」は別物です。
今回はそんな
肺腺癌(はいせんがん)とは何なのか?
この病気にかかった芸能人も含めて
紹介していきます。
「肺腺癌」と「肺がん」の違いは?
実は肺がんには
いくつかの種類があります。
まず、大きくは
①非小細胞肺がん
②小細胞肺がん
という2つに分けられます。
このうち「肺腺癌」に関しては、
①非小細胞がん
に分類されます。
この非小細胞がんには、
①肺腺癌
②扁平上皮がん
③大細胞がん
などに分けられます。
そしてこの肺腺癌は、
非小細胞がんの中で
最も発生頻度が高いものです。
肺がんの中で
女性では約70%
男性では約40%
を占めます。
しかし、意外なことに
この肺腺癌は喫煙との関係は
明確にされていません。
多くの人の一般的なイメージは、
肺がんであれば喫煙が原因で
肺が汚れてなるものだと思うでしょう。
しかし肺腺がんは、
喫煙関係なく発生します。
糖尿病や高血圧や肥満などの
生活習慣病にかかっている人や
予備軍の人は肺腺がんになりやすい
と言われています。
では、そんな肺腺癌を患った芸能人で
有名な人を2 人紹介したいと思います。
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「肺腺癌」にかかった芸能人とは?
まず、1人目はET-KINGの
「イトキン」さん
人気ヒップホップグループの
イトキンさんでしたが、
肺腺がんが原因で心膜炎となり
亡くなりました。
2018年1月31日に亡くなっています。
肺腺癌を治療するうえで
気を付けることは、
とにかく早めに発見することだ
と言われています。
癌に限らず
たいていの病気はそうですが、
早期発見は重要です。
肺がんなどの初期に現れる
息切れなどの症状が
肺腺癌にはないので
自分ではかなり分かりにくいです。
その為、
1~2年に1度は
人間ドックで検査することを
勧められています。
2人目は女優
「東てる美」さん
2018年にステージ1の肺腺がんを
発症したことを発表しています。
東てる美さんは、
古本販売や化粧品販売、
様々な事業を
手掛けていることでも有名です。
ステージ1で発見しているので、
早期発見できたと言えます。
高齢の患者であれば、
若い人に比べ死亡率が高くなりますが、
それでも諦めないで
治療することができれば
治る可能性は十分あります。
また、
近年では肺腺癌に関しては
治療法及び薬の開発が
大きく進んでいる病気でもあります。
このまま治療が成功することを祈ります。
肺腺癌に関して、
喫煙とは関係ないのか
と思った方もいるかもしれませんが、
一般的に肺がんに
かかりやすくなる人の傾向として
たばこは良くあげられます。
たばこの煙が体に悪いのは、
医学的にも明らかになっているので
タバコがやめられない人は、
肺腺癌以外の
がんになる場合は多いので
安心せずに気を付けましょう。
さらに、
たばこに関係なく
40代以上の方は大きな病気に
かかる可能性が一気に高くなるので、
人間ドックなどの受診を
1年~2年に受けましょうね。
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