みなさんは「てんかん」
という病名を耳にした事がありますか?
この「てんかん」と言う病気は
全世界に有病者がおり、
その数は5000万人を
超えているとも言われています。
発症するのに男女の区別がない為
“誰もがかかる恐れのある病気”
だとも言えます。
そんな「てんかん」ですが、
一体どのような症状が起きたら
怪しむべきなのか、
自己チェック項目をまとめました。
「てんかん」症状の出る年齢は?
「てんかん」を発症する年齢として、
最も多いのが
「10歳未満の子供」
だと言われています。
しかもその7割から8割が
1歳未満の乳児である事も
わかっています。
次に多いのが高齢者。
乳幼児、高齢者の発症が多いですが、
決して20代から50代の間での
発症が無いわけではありません。
そして子供を持つ人が心配するのが
“遺伝による「てんかん」発症“
です。
専門家によると
「一部の特定遺伝子によって
「てんかん」が遺伝する場合があるが、
「てんかん」全てが
遺伝によるものではない」
との事です。
「てんかん」症状の前兆とは?
“前兆”と言うと何かが起こる前触れ
と考える事が多いですが、
「てんかん」に関しては
“前兆”=“発作症状の一つ”
と捉えられています。
他の発作との違いは
「本人の意識がはっきりしており
自覚できる症状」
である事です。
では、前兆には
どのような物があるのでしょうか。
・吐き気
・めまい
・頭痛
これらが起こると次に大きな発作や
意識障害が起こる可能性が高いです。
その場に座ったり、
運転中であれば路肩に寄せて
運転を中止する方が良いでしょう。
とは言え、
さすがにこれで「てんかん」
だとはまず思わないでしょう。
では、
次に「てんかん」の
自己チェックをしてみましょう。
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「てんかん」症状の簡単3つの自己チェックリスト!
「てんかん」は脳細胞に
異常をきたして起こります。
その頻度や症状が現れる長さなどは
人それぞれで、
中々見た目では判断しきれません。
もしかしたら私も
「てんかん」なのかもしれない…
そんな不安がある場合は
「自己セルフチェック」
を行ってみてください。
項目は以下の3つです。
①ひきつけを起こして倒れた事がある
②突然意識を失って
ぼーっとした状態が続いた事がある
③全身の力が抜けて
その場に崩れ落ちた事がある
自分では覚えていない事でも
周りにいた人が覚えている場合もあります。
家族や友人、会社の同僚などにも
確認してみると、
より正しいチェックができます。
「てんかん」症状の詳細6つの自己チェックリスト!
セルフチェックで
怪しむべき事があった場合は
以下の発作チェックも行ってみましょう
①体の一部などに
しびれやマヒを感じた事がある
②視界を明るい点滅が移動した事がある
③遠近感がわからなくなる事がある
④意識はあるが声を発する事ができなくなる
⑤意思に反して変な発言をする事がある
⑥数秒から数十秒の間の意識が飛んだ事がある
これらで気になる体験があった場合、
「てんかん」の可能性があるかもしれません。
まずは病院で診察を受けてください。
「てんかん」は決して
治らない病気ではありません。
医師の診断・治療の元、
完治されている人が多くいます。
「てんかん」になったからと言って
人生を悲観するのではなく、
前向きに治療に
励んでいってほしいと思います。
それには本人だけでなく
周囲の協力も必要不可欠
なので隠さずに言いましょう。
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