胆石の種類別の手術時間、退院までの期間まとめ!

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現在胆石を持っている

という人はどれくらいいるでしょうか?

 

ある日突然激痛が走り、

病院へ行ったら胆石症と診断され、

手術をしなければいけないという事は、

誰にでも起こり得る事です。

 

今のうちに、

胆石の手術や手術時間について

知っておく事も良いかもしれません。

 

今回はそんな

「胆石と手術時間」

「胆石の退院までの期間」

についてまとめました。

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胆石ってどんな病気?

胆石とは脂肪やタンパク質などの

消化を助ける胆汁が固まったものです。

 

胆石によって引き起こされる病気の事を、

「胆石症」と言います。
 

 
胆石を持っていても無症状の人も多く、

そのような場合は発見されても

そのまま様子を見ている事がほとんどです。

 

しかし、

胆石が胆嚢(たんのう)や

胆管を傷つけたり、胆管に詰まる事で

激しい痛みに襲われたり、

炎症が起きた時は、

手術が必要になります。

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胆石の手術時間、退院までの期間は?

 
治療には胆石を薬で溶かす方法や

内視鏡などで胆石を

取り除く方法がありますが、

再発率も高いので、

胆嚢を摘出する手術をする事が多くあります。

 

胆嚢摘出手術の方法と時間

胆嚢を摘出する手術には、

腹腔鏡下(ふくくうきょうか)手術

開腹手術があります。

 

下記の情報は、病状などにより

大きく異なる事を念頭に置いてください。

□腹腔鏡下手術

腹腔鏡下手術は腹部に

5mmから15mm程度の

孔を4箇所開けて、

そこから腹腔鏡というカメラと

手術器具を挿入して、手術を行う方法です。

 

1箇所の孔だけで行う、

単孔式腹腔鏡下手術

という方法もあります。

 

手術時間は1~2時間程度で

手術の翌日から歩行や食事をする事ができ、

手術後3~7日程度で

退院する事ができます。

 

傷が小さく、術後の痛みも少なくて、

患者への負担が小さい事がメリットになります。

 

しかし、

カメラを通して狭い空間での手術となるため、

外科医に高度な技術が必要です。

 

さらに、

状態によっては腹腔鏡手術が行えない場合や、

手術中であっても問題がある場合は

開腹手術へ変更となる場合もあるなど、

いくつかの壁が存在します。

 

□開腹手術

開腹手術は従来から行われている手術で、

腹部を10cmから15cm程度

切開して行う方法です。

 

手術時間は1~1時間半程度で、

手術後7~14日程度で

退院する事ができます。

 

傷が大きく術後の痛みも大きくなり、

患者への負担が大きくなります。

 

ほとんどの外科医が慣れていて、

お腹の中を実際に目で見て、

広い範囲を確認しながら

手術ができるので、比較的安全です。

 

胆嚢摘出手術には

腹腔鏡下手術と開腹手術があり、

現在では腹腔鏡下手術が

主流となってきています。

 

腹腔鏡下手術は外科医に

高度な技術が必要な事から、

病院選び、外科医選びが重要になります。

 

かかりつけの病院が

腹腔鏡下手術に対応できるか、

実績はどの程度なのかを

事前に調べておきましょう。
 

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