キムチは塩漬けの一種にすぎないのですが、
日本の「白菜の浅漬け」と比べて、
別格な感じがします。
もちろん全てを紹介することはできませんが、
日本でもおなじみの
白菜キムチとカクテキのカロリー、糖質の違い
などを見ていきましょう。
キムチのカロリーは?
キムチは主原料や副材料などによって
たくさんの種類があって、
韓国の研究機関によると
主原料の分類だけで187種類にもなるそうです。
今回は日本で代表的な
2種類のカロリーを見ていきましょう。
○白菜キムチのカロリー、糖質
一番ポピュラーなキムチです。
鍋料理や、チャーハンの具材にも使われます。
4等分ぐらいにした白菜を塩漬けにしてから、
キムチの元(ヤンニョム=薬味)
を挟んでいきます。
塩漬けの塩もヤンニョムも、
白菜の葉1枚1枚に丁寧に塗り込む
根気のいる作業です。
カロリーは100gあたり45.92kcal、
ナトリウムは631.01 mg、
糖質は0.68gです。
○カクテキのカロリー、糖質
焼肉店などで添えられてきますので、
よく目にします。
角切りにした大根を塩漬けしてヤンニョムに漬けます。
シャキシャキした歯ごたえがくせになります。
カロリーは100gあたり42.93kcal、
ナトリウムは599.13 mg、
糖質は0.45gです。
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キムチの健康効果とは?
キムチはどれも低カロリーなうえに、
葉物野菜の繊維成分と
ビタミンやミネラルがとても豊富です。
さらに、漬け始めてから2~3週間位の
おいしく熟成したキムチは、乳酸菌の宝庫です。
乳酸菌は、ヨーグルトと同じように
整腸作用や抗菌作用、老化防止など、
多方面で注目を集めています。
また、
唐辛子の「カプサイシン」の効果は
広く知られている通りですが、
一緒に漬ける薬味の効果も見逃せません。
スタミナ増進や新陳代謝を活発にするにんにくと、
血液の循環を良くする生姜とで、
体内の老廃物を外へ排出してくれる
デトックス効果があります。
近年では、
キムチに含まれる「アラニン」という成分が、
肝機能を増進させることがわかってきているので、
二日酔いにも効きます。
いくら体に良いからと言って、
辛さのあまり味覚障害にならないように気を付けながら、
上手に取り入れてください。
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