iPS細胞によって、
難病の網膜色素変性症への治療が注目されています。
網膜色素変性症は失明の可能性もあるので、
とても怖い病気ではあります。
しかし、社会的に認知症が低いために
あまり理解されない場合もあります。
今回はそんな網膜色素変性症について
気になることをまとめてみました。
網膜色素変性症とは?
網膜色素変性症は
網膜の細胞が死んでしまうことによって、
黒い色素が沈下していく目の病気です。
日本人の約0.02%に見られる病気なのですが、
社会的に認知度が低いのも問題とされています。
白内障や緑内障などは比較的認知度が高いですが、
網膜色素変性症を聞いたことがある人や
身近に存在する人は少ないのではないでしょうか?
理解を得られないと生活していくのは苦しいのは、
容易に想像できるはずです。
酷くなると失明する場合もあるために、
周りの人のサポートが欠かせません。
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子供への遺伝は?
網膜色素変性症は、
遺伝する確率がある病気です。
遺伝にも様々な遺伝があります。
総合すると50%以下の確率で遺伝します。
孫への遺伝もあるので、
なかなか悩まされる人が多いでしょう。
健常者同士でも、
子供が網膜色素変性症になる確率は0%ではありません。
大体3~5%の発症確率があるとされています。
結婚や出産をためらう人も
先に述べた通り、
網膜色素変性症は遺伝する病気です。
そのため、子供への影響を恐れて
結婚や出産をためらう人もいるようです。
「せっかく生まれた子供が・・・」と考えると
確かに気持ちもよくわかりますよね・・・
そのような患者のためにも、
iPS細胞による研究が進められています。
最近では慶応大の研究グループが
病気の原因となる遺伝子を1つ突き止めたことが発表されました。
今後、
さらなる研究の飛躍を期待しています。
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