ヨーグルトは牛乳、
ヤギの乳や羊の乳などの乳酸菌、酵母を
混ぜ合わせて作られる発酵食品です。
その歴史は人類が牧畜で動物の乳を
食用にし始めた頃まで
さかのぼることができ、
起源となった国も
アジア、中近東、ヨーロッパなど、
複数の説があります。
今回はそんな古くからなじみ深い
ヨーグルトのカロリー
についてまとめました。
ヨーグルトはカロリー高いから太る?
ヨーグルトは
イライラの解消、免疫力を高める、
美肌効果など、
様々なメリットがありますが、
気になるのはカロリーです。
砂糖もフルーツも何も入れていない
ヨーグルトのカロリーは
100グラムで65キロカロリー
です。
乳製品は総じて
カロリーが高いものが多いですが、
ヨーグルトも例にもれず
比較的高カロリーなので、
食べ過ぎると太ってしまいます。
しかし、
適量を守れば腹持ちがいいので
ダイエットに向いた食品です。
よくヨーグルトにフルーツを入れて
食べる方が多いですが、
フルーツは含まれている糖分が豊富であり、
そのためにヨーグルトに
フルーツを加えると途端に
摂取カロリーが跳ね上がってしまいます。
では、他の種類である
ギリシャヨーグルト
カスピ海ヨーグルト
のカロリーも見ていきましょう。
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ギリシャヨーグルトのカロリーは?
ギリシャヨーグルトとは
「水切り」いうギリシャに伝わる製法を
特徴とするヨーグルトです。
水切りにより
ホエイ(乳清)を絞り出すので、
クリームチーズのような滑らかな食感と
濃い味わいのヨーグルトになります。
また、
通常のヨーグルトよりも
炭水化物や糖分が取り除かれています。
ギリシャヨーグルトは
栄養素が凝縮されていて、
特にタンパク質は通常のヨーグルトの
2倍ほどの量が含まれています。
高タンパクな食品は腹持ちが良く、
筋肉を維持する働きがあります。
筋肉量があると代謝が良くなり、
脂肪を燃焼してくれます。
そのため、
ギリシャヨーグルトは
ダイエットに効果的であると言えます。
カロリーは
100グラムで70~100キロカロリー
ほどです。
カスピ海ヨーグルトのカロリーは?
カスピ海ヨーグルトは
1986年に京都大学の教授が
カスピ海沿岸のコーカサス地方で
食べられていたヨーグルトの菌を
日本に持ち帰ったことで広まりました。
このヨーグルトは
粘り気があるのが特徴です。
また、
カスピ海ヨーグルトに含まれている
乳酸菌は胃酸に強く、
生きたまま腸に届くため、
腸内環境を整え、便秘の解消、
代謝の活発化によって
太りにくい体質を作ることができます。
カロリーは
100グラムで70キロカロリー
です。
ちなみに、
ヨーグルトを食べ過ぎると
白内障になりやすい
ということが言われています。
1970年に行われたラットによる実験で、
このような結果が確認されました。
しかし、
この時ラットに与えられた
ヨーグルトの量は体重の3分の1で、
人間に置き換えると
1日に20キロのヨーグルトを
摂取することになります。
なので、
通常は特に気にしなくても大丈夫です。
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