豆腐ってカロリー0でしょ!
なんて思っているあなた。
それは大きな間違いです。
豆腐には意外と知られていないことが
たくさんあるのです。
今回は豆腐について徹底的に解明し、
そのカロリーや健康効果についてまとめました。
豆腐ってそもそも何?
豆腐の原材料である大豆は
畑の肉と呼ばれているように、
良質なタンパク質を豊富に含んでいます。
この大豆のしぼり汁である豆乳を
にがりなどの凝固剤で固めて
作られたものが豆腐です。
豆腐の歴史は古く、
発祥は紀元前2世紀の中国
だと言われています。
中国では
「液状のものが固形状に
集まってできた柔らかいもの」
を意味します。
日本には奈良時代に
遣唐使によって伝えられた、
あるいは空海が伝えたとする説、
鎌倉時代の帰化僧とする説
など諸説ありますが、
詳しくは明らかになっていません。
日本の文献に豆腐の名前が初めて
登場するのは1183年のことです。
この頃は僧侶の間で精進料理
として食べられていました。
豆腐が庶民の間に広まっていったのは
江戸時代になってからです。
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豆腐はカロリー高い!?絹ごしと木綿では?
豆腐のカロリーは
木綿豆腐1丁350グラムで252キロカロリー
絹ごし豆腐1丁350グラムで196キロカロリー
です。
カロリーは低い部類に入りますが、
意外と高いので
食べ過ぎは肥満の元になります。
しかし、
なぜ木綿豆腐より絹ごし豆腐の方が
カロリーが低いのでしょうか。
その理由は両者の製造方法の違いにあります。
そもそも木綿豆腐と絹ごし豆腐の違いとは、
含まれている水分量が多いか少ないかです。
木綿豆腐はにがりで固めた
豆腐を一回崩します。
その後、
木綿を敷いた容器に入れ、
圧力をかけて水分を抜いて作られます。
一方、
絹ごし豆腐は固めた後に崩さないので、
水分を多く含んでいます。
木綿豆腐の方が栄養が
凝縮されているので、
カロリーが高いのです。
その量は、
絹ごし豆腐に比べて
タンパク質、カルシウム、鉄分
などの栄養素が
約1.3倍ほど多く含まれています。
しかし、
水に溶けやすいビタミンB群やカリウム
などの栄養素は、
絞った水分と一緒に
出て行ってしまいます。
なので、
ビタミンB群、カリウムの含有量は
絹ごし豆腐の方が木綿豆腐より豊富です。
豆腐の健康効果、効能は?
豆腐に大量に含まれるタンパク質は、
筋肉、骨、皮膚などの細胞を作る
のに必要な栄養素です。
加えて豆腐には
癌、動脈硬化、心臓病、高血圧
などを抑制する
サポニンが含まれています。
他にも豆腐には、
①細胞の酸化を防ぐ
②コレステロールを抑制する
③記憶力を上げる
④ボケ防止になる
⑤美肌に効果がある
栄養素を保有しています。
また、
豆腐にはカルシウムも
豊富に含まれています。
100グラム当たりのカルシウム量は
意外にも牛乳より多くあります。
豆腐は大半が水分であり、
低脂肪高タンパクな食品です。
タンパク質は食べても太ることはないので、
夜に食べても大丈夫です。
また、
おかずを豆腐に置き換えた食事は
糖質も大幅にカットできるので、
夕食が遅い時間になった時でも
安心して食べることができます。
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