もうすぐ毎年恒例の
インフルエンザの季節です。
予防接種を意識する方も
多いんじゃないでしょうか?
軽く考えていると大変なことになる
流行性の病気のひとつです。
そして、子供がインフルエンザかも!
となった時、
すぐ病院に行っていませんか?
実はすぐに行っても
検査する意味がないのです。
今回はそんな身近なインフルエンザについて
知らないことを無くす為に、
色々と見てみることにしましょう。
子供がインフルエンザになったら?
インフルエンザはもっとも
気をつけなければいけないのは
子どもでしょう。
小さな子どもは大人に症状全てを
伝えることは難しいので、
日頃から子どもをよく観察することが大切です。
おかしいな、とちょっとでも思ったら
病院に連れて行く事が肝心です。
病院では医師がウィルス検査をします。
鼻の中に長い綿棒を入れて粘液を取る方法です。
この方法は痛みを伴うので
よくテレビでも綿棒を入れられて
大泣きしている子どもを見ます。
最近では鼻水をたらして検査する
というキットも出たようですが、
まだまだこの方法が主流のようです。
しかしインフルエンザが恐ろしいところは、
初期段階でこの検査をしても
インフルエンザウィルスの量が
少ないと陽性反応が出ないところです。
検査結果が陰性と出ても
インフルエンザの可能性もある
ということなのです。
症状が和らがないようなら、
再度検査をした方がいいでしょう。
インフルエンザの原因は?
まず、インフルエンザの
原因はなんでしょうか?
それはインフルエンザウィルスです。
インフルエンザウィルスを
持った人がマスクも付けず、
手でもおおわずにそのまま
くしゃみや咳をすると
どれくらい広がるでしょうか?
ウィルス入りの鼻水や唾液などが
2m以上飛び散ります。
これはよけれませんね。。。
ウィルスはあちこちに付着して
そこを触った別の人が
その手で食べ物を摂って感染、またその人が・・・
という風にあっと言う間に
どんどん広がっていくのです。
インフルエンザの症状
では、インフルエンザに感染すると
どういった症状が
あらわれるのでしょうか?
① 急な発熱・・・突然38℃以上の熱が出る。
40℃を越える場合も。
悪寒から始まるケースもあります。
② 関節痛や倦怠感・・・ふしぶしが痛い、だるい
など動くことがつらくなります。
③ 腹痛や下痢・・・胃腸の症状が
あらわれる人もいます。
④ 咳やたん
主に聞かれる症状は①と②で、
急激な発熱と共に倦怠感や関節痛も出て、
大人でも動けなくなるくらいです。
スポンサーリンク
インフルエンザの薬は?
次に病院で陽性と出た場合は
薬が処方されますが、
ここでも子どもの場合は注意事項があります。
現在インフルエンザに
使われている薬は主に4種類あります。
① ラピアクタ
② タミフル
③ リレンザ
④ イナビル
ラピアクタは点滴なので
町の診療所ではあまり使われないかもしれません。
タミフルは内服タイプ、
リレンザとイナビルは吸入タイプです。
症状や年齢などによって
処方される薬はそれぞれだと思います。
過去にタミフルやリレンザを
服用した子どもが異常行動から
死に至るケースがあったので
薬を与えたから大丈夫と安心しないで下さい。
完治するまで子どもから
目をはなさないことが大事です。
インフルエンザの感染防止方法は?
さて、インフルエンザに
かかってしまったら
どうすればよいのでしょうか?
前述のようにくしゃみや咳をして
看病してくれている家族間で
感染することも多いので
マスクをして静養するのがベストでしょう。
鼻をかんだティッシュなども
そこからウィルスが浮遊するので、
ゴミ箱にためずにビニール袋等に入れ
すぐに口を縛って捨てるなど、
ウィルスの封じ込めも大切です。
インフルエンザの予防接種は?
インフルエンザはこじらせると
肺炎や脳症になり
死に至ることもありますので
予防接種も有効です。
インフルエンザの種類は
A型、B型、C型の3種類あり、
予防接種のワクチンは毎年流行する
と思われる型を予想して作られます。
接種しておけばインフルエンザに
かかっても症状が軽く済むのです。
ちなみに常夏の国シンガポールでは
1年に2回インフルエンザが流行るので
予防接種も年に2回受けます。
日頃から子どもはもちろん大人も
うがい、手洗いの徹底をはかり、
予防に努めることが大切です。
インフルエンザに関連しまして、
インフルエンザにかかる前に
予防接種をされる方はとても多いです。
効果が出るまでの期間を正しく知って、
予防接種しましょう!
この記事へのコメントはありません。