魚を食べると長生きをすると言われています。
なぜ魚を食べると寿命が延びるのでしょうか?
昔の日本人の食生活は魚や野菜が中心の食生活でした。
そのため、動脈硬化や心臓病などの生活習慣病と言われる病気も少なく、
心疾患による死亡者数はとても少なかったのです。
しかし、ここ30年で、心疾患による死亡者数は1.5倍に増えており、
これは食生活の欧米化が原因ではないかと考えられているのです。
今回は魚がどれほどの効果があるかまとめました。
魚からしかとれない栄養!?
魚に含まれる『魚油』が健康を保つカギとなります。
EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)は
医薬品やサプリメントにも使われている健康成分ですが、魚油に含まれている栄養素です。
EPAやDHAはアジやサバ、イワシなどの青魚に多く含まれています。
血液をサラサラにし、動脈硬化を予防します。
EPAには、血中の中性脂肪を下げる効果もあるのです。
これらは体内で合成できないものなので、食事から摂る必要のある必須脂肪酸です。
また、これらの栄養素は魚からしか摂取することができません。
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まだまだあります!魚の効果!
魚のたんぱく質は血圧やコレステロールの上昇を抑える力もあります。
また、ビタミンDも豊富に含まれているので、
カルシウムの吸収を良くし骨粗しょう症の予防にも繋がるのです。
日本の和食がとても体に良いと言われている理由が分かりますね。
魚は○○と相性が良い!?
魚油を酸化から防ぐためにも、
抗酸化成分の多いオリーブオイルとの相性が良いとされています。
イワシを酢とオリーブオイルに漬けるマリネや、
焼き魚の際にオリーブオイルを少量魚に塗ってから焼くと酸化防止になり、
より質の良い状態で魚油を体内に取り入れることが出来ます。
健康維持のためにも、週に2.3回は魚を意識的に摂取するようにしましょう。
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