先日、東京競馬場の10レースで落馬事故がありました。
リラコサージュ号(岩田康誠騎手)がジャングルハヤテ号(後藤浩輝騎手)の
進路を妨げたことが原因とされています。
落馬事故で後藤浩輝騎手は大けがを患ってしまい、
頸椎棘突起骨折という診断結果が出ました。
今回はその頸椎棘突起骨折について
気になったのでまとめました。
頸椎棘突起骨折の症状とは?
そもそも頸椎というものは何なのか、
そこから説明していきたいと思います。
頸椎というのはいわゆる首の部分の骨で、
別の言い方をすると、
頭を支えている部分の骨ということになります。
上から順番に第一頸椎、第二・・・と
第七頸椎まで名前がついています。
今回、後藤浩輝騎手は
第五、第六頸椎棘突起骨折という診断を受けました。
そして棘突起というのは、
頸椎などの骨を支えている中心部分の突起のこと。
ここが骨折してしまったというわけです。
棘突起を骨折した場合は
だるさや痛みを感じ、軋轢音を聞くことがあります。
首付近の怪我なので、後遺症として
脊髄損傷を招く可能性がある非常に危険です。
スポーツ選手では選手生命どころか、
今後の日常生活に影響を及ぼしかねないケガなのです。
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全治はどのくらい?
頸椎棘突起骨折の全治はどのくらいなのでしょう?
後藤浩輝騎手の場合は、以前にも落馬でケガ患っており、
その時はなんだかんだで完治するのに1年ぐらいかかりました。
今回、報道などでは全治は不明ということですが、
棘突起骨折のみであれば
コルセットなどで固定し、安静にしていれば
大抵の場合1ヶ月〜2ヶ月で完治するようです。
しかし、脊髄に影響を及ぼしている場合は、
日常生活にも影響が出るほどの大怪我ということになります。
後藤騎手の状態ついては、
今後の報道を待ちましょう。
年齢も40歳ということで、
騎手人生に大きな影響を及ぼしそうな今回の落馬ですが、
脊髄損傷などの後遺症が無いことを祈っていますし、
また元気な姿をファンに見せて欲しいですね。
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