「てんかん」の漢字、英語を徹底解説!

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「てんかん」と聞くと、

知らない方も多いかもしれませんが

意外と人数の多い病気です。

 

社会人になると、

知っている人に1、2人かかった

と言う方も多いでしょう。

 

しかし、この「てんかん」

症状も気になりますが

平仮名表記しか見ませんし、

漢字、英語などではどう書くのか

解説していきたいと思います。
 

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「てんかん」ってどんな病気?

「てんかん」は大脳の神経細胞が

過剰活動することで、

けいれんや意識障害などの

「発作が反復」する病気です。

 

脳の外傷・腫瘍だけでなく

遺伝的素因によっても

引き起こされる疾患です。

 

突然意識を失って倒れたり(大発作)

瞬間的に意識を失う(小発作)

こともあります。

 

また、

自律神経発作により頭痛・吐き気が起こったり、

精神運動発作により急に無意味な

行動をとることもある危険な病気です。

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「てんかん」の漢字は?

そんな「てんかん」ですが、

漢字で「癲癇」と書きます。

 

非常に難解な漢字ですね。

癲癇はともに部首は「やまいだれ」です。

 

「やまいだれ」は病気や傷害、

それに伴う感覚などに関する漢字によく使われます。

では、

それぞれの漢字を見ていきましょう。

◇「てんかん」の癲の意味

癲癇の癲は音読みで「テン」と読みますが、

訓読みはありません。

 

字義は「くるう。精神に異常をきたすこと」

という意味があります。

 

癲癇の症状では、

上記のように精神運動発作で

無意味な行動をとることがあり、

これと字義が一致します。

 

同じような意味の漢字は

やまいだれに契(ちょっと形が違います)

でケイと読む漢字があります。

 

やまいだれに從(ショウ)を書いて

ショウと読む漢字があり、

ケイショウという熟語があります。

 

これは小児のひきつけのことです。

 

ひきつけは発作的な全身性の

けいれんのうち小児が起こすものを言います。

 

◇「てんかん」の癇の意味

 

癲癇の癇は音読みで「カン」と読み、

訓読みはありません。

 

字義は「ひきつけ。小児の病気。

発作的にけいれんを起こす者。驚風」

「てんかんのこと」です。

 

また、激しく怒りっぽい性質や

神経質の俗称として

「カン」ということがあり、

これも表します。

 

癇の「やまいだれ」をとると門構えに月です。

 

これもカンと読み、俗字で間と書きます。

 

この意味もひきつけや間をおいて

起こる発作のことを挿しますので、

癲癇という漢字はおおむねすべてが、

癲癇の症状全般を表すことになります。

「てんかん」の英語は?

「てんかん」は

英語で「epilepsy」と言います。

 

WHOの定義としては

「多種の病因によって起る慢性の脳障害で、

大脳ニューロンの過剰な発射の結果

起こる反復性発作を主徴とし、

これに種種の臨床症状及び検査所見を伴うもの」

と定義しています。

 

発作のほかに、

周期性の気分変調、正確変化、知能障害

もみられることがあるんです。

 

非常にこわい病気なので、

漢字は難しくて

覚えれないかもしれませんが、

症状自体は周りの方の理解が進むと良いですね。

 

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