子供の「てんかん」発作症状、判断基準まとめ!

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子供を守れるのは周りの大人だけです。

病気になった子供は自分の口で

しゃべれることもあります。

 

しかし「てんかん」の発作、

特に意識を失う程の発作は

周りにいる人だけが頼りです。

 

そんな年齢や性別に関係なく

発症する病気「てんかん」

 

特に子供が発作に苦しむ姿を見るのは

とてもつらい物があります。

 

こちらでは

「子供のてんかん発作の症状」

について見て行きたいと思います。
 

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子供の「てんかん」発作症状まとめ!

「てんかん」の発作は

大きく2パターンに分けられます。

1「部分発作」

脳の一部で電気的な興奮状態が見られます。

 

この「部分発作」でも

発作時にも意識が残る「単純部分発作」

意識障害を伴う「複雑部分発作」

に分かれます。

 

複雑部分発作にはさらに

「二次性全般化発作」と呼ばれる

電気的興奮が

一部から全体に広がる発作もあります。

 

2「全般発作」

発作の始まりから

脳の全体に電気的興奮があります。

 

殆どの場合、発作時に意識障害を伴います。

 

全般発作にも症状別に分けられ、

①強直間発作

全身が硬くなる「強直発作」

一定のリズムでけいれんが起こる

「間代発作」

に分かれます。

 

②脱力発作

全身の筋肉に力が入らず崩れ落ちます。

発作の起こる時間が短く

周りにわかりづらい症状です。

 

③欠神発作

突然意識を失い倒れるます。

硬直や脱力、けいれんも起こりません。

 

④ミオクロニー発作

筋肉の一部のみが収縮します。

瞬間的な発作ですが、

複数回繰り返す事もあります。

 

目で見てわかる発作と

わかりづらい発作があります。

 

このような発作を何度か見た場合は

一度病院へ連れて行ってあげた方が

良いでしょう。

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子供の「てんかん」発作症状の判断基準は?

1時間に2度けいれんを起こした。

1度目の前で倒れた。

腕が10分以上ぴくぴくしている。

 

どんな状態でも

子供に起こった事は心配になります。

 

でも

「これって何かの発作なの?」

「1回の症状だから大丈夫だろう」

など様々な思いが頭を巡るはずです。

 

そんな時、判断する材料として

心得ておくべき事はどんな事なのでしょうか?

 

発作には長時間放置すると、

命に関わるものもあります。

 

一般的に

「発作が30分以上続く場合」

は危険とされていましたが、

最近になって

「5分から10分以上発作が続く場合」

は「てんかん」重責状態として

周知されるようになっています。

 

5分、10分なんて

悩んでいるとすぐに過ぎる時間です。

 

心配な状態になった時は

すぐに医師に連絡するなり

救急車を呼ぶなりしましょう。

 

目の前で急に起こる事にすぐに

対処できる人は少ないかもしれません。

 

ましてそれが子供でだと余計にパニックになります。

 

「てんかん」について

ほんの少しでも知識として

頭の片隅に置いておけば、

いざと言う時に対処できるかもしれませんね。
 

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