「てんかん」を発症する一番多い年代が
「3歳未満」と言われています。
その中でも「1歳未満の赤ちゃん」が
発症する「てんかん」については
専門家でないと発見しづらいもの
と言われています。
よく
「愛情不足やストレスでなったの?」
と思う方も多い病気です。
そんな不安も大きい赤ちゃんの
「てんかん」の見分け方
についてまとめました。
赤ちゃんの「てんかん」見分け方①
「てんかん」を見分ける
大きなポイントとしては
2つあります。
では、
それぞれ見ていきましょう。
見分け方①「けいれん・低体重」
赤ちゃんの「てんかん」の
判断材料とされる1つに
「けいれん」があります。
新生児のけいれんは特に
「低体重児」に多く現れ、
高い割合で「てんかん」を発症します。
小児(0歳から15歳未満)
と呼ばれる年齢になると、
脳波を測った際に
波形にも乱れが出ます。
しかし、
新生児の場合は必ずしも症状と
脳波が一致しない場合が多く、
特に慎重に判断する必要があります。
「けいれん」と聞くと、
全身がガタガタ震える
イメージがありますが、
小児けいれんは体の一部が震えたり、
視線が一点だけを
見続けることもあります。
少しでもいつもと違う動作を感じた時は、
必ずかかりつけの医師に
診断してもらうようにしましょう。
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赤ちゃんの「てんかん」見分け方②
では、2つ目を見てみてましょう。
見分け方②「ぐったりとなる」
赤ちゃんが目の前で
けいれんを起こした時は
焦り、とまどい、不安になります。
しかし、
けいれんを起こさずとも
「てんかん」になる場合もあります。
それは「ぐったり」している状態です。
赤ちゃんは本来泣く事が仕事
と言われるほど、
常に泣き声を上げています。
しかし、
泣く事もなく
ぐったりとしている時は
体に異変が起きています。
実はこの「ぐったりする事」
を放置すると、
脳への障害として
「てんかん」になることがあります。
また、
放置したことによって、
最悪の場合
死亡してしまう事もあります。
赤ちゃんの泣き声や状態の変化は
SOSの信号です。
見逃さないようにしましょう。
赤ちゃんが病気になったとわかると
「私(あなた)のせいで」
「子どもへの愛情が足りなかったから」
と自分で自分を責めたり、
周りから言われる事が少なくありません。
しかし「てんかん」は
発症率の高い病気の1つです。
これは誰のせいでもありません。
しかも治療によって
完治する事も多い病気です。
その為には早く見つけて、
早く治療にあたることが重要です。
「てんかん」には
年齢、症状、発作のタイプ等
とても多くのパターンがあります。
それは
「誰に起きても不思議ではない病気」
とも言えます。
とにかく少しでも不安を覚えたら、
病院で検査してもらいましょうね。
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