「額(顎)関節症」の病院は何科?症状や原因も紹介!

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「顎関節症」を「額関節症」と

単純な漢字間違いしやすいです。

 

今回はそんな「顎関節症」

 

大きな口を開けて笑っていたら

閉まらなくなってしまった!

口を開けるたびにカクカクと音が鳴る。

 

常にあごに痛みがある。

 

こんな経験がある人いませんか?

 

これらが長期間続いていたり

急激な痛みに耐えられない場合は

病院を受診する事をおすすめします。

 

きっと「顎関節症」である

と診断される事でしょう。

 

では、その時の病院は

何科に行けば良いのでしょうか?

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「顎関節症」の症状は?

そもそも「顎関節」とは

何の事なのでしょうか。

 

まずはそこからご説明しましょう。

 

人の頭蓋骨は骨が組み合わさって

形成されています。

 

その一部分、

下あごの骨の突起部分と

側頭骨下面の関節部分を

結び付けている関節を

「顎関節」と呼びます。

 

その為、顎関節は左右に一ヶ所ずつあります。

構造としては骨と骨の凹凸の間に

関節円板と呼ばれる組織があり、

関節同士が直接接触しないような

仕組みとなっています。

 

物を食べる時や会話をする時など、

口を開ける際にはこの関節円板が

スムーズな動きとなるようサポートしています。

 

ただ1つ注意点として

「関節円板はずれやすい」という事が言えます。

 

関節円板の原料となるコラーゲンは

ある程度の伸縮性があります。

 

そして過剰な負荷がかかると

「伸びすぎてしまう」のです。

 

この事が原因で

口を開け閉めする際に音が鳴ったり、

口が空かなくなったりすると言われています。

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「顎関節症」の原因は?

顎関節症は誰にでも起こる症状です。

ですが原因がいくつか判明しています。

 

①かみ合わせの異常
 
元々かみ合わせが悪い場合、

顎関節症になる確率が高いと言われています。

 

昔は顎関節症の原因はこの

「かみ合わせの異常」だけだと

多くの人に信じられていました。

 

②筋肉の緊張(ブラキシズム)
 
歯ぎしりや歯を食いしばるなどは

筋肉が緊張する事によって

あごへの負担を大きくしています。

 

これは意識的にだけではなく

就寝中など無意識に起こる事もあるので

自分だけでは防ぎきれない事が多いです。

 

③ストレス
 
日中に受けたストレスが

夜間に歯ぎしりに繋がるなど、

筋肉の緊張と深い関係があります。

 

ストレスも仕事や人間関係など

様々な事に対して起こるので

いかにうまく発散できるかが問題です。

 

④咀嚼の偏り
 
食事をする時に右側(又は左側)

ばかりで咀嚼していませんか?

 

どちらか一方でばかり咀嚼していると

バランスが悪くなりあごへの負担となります。

 

⑤くせや習慣
 
寝る時はうつぶせで寝ている。

 

気付いたらよく頬杖をついている。

 

用事をしながら電話する時は

あごの下に挟んでしゃべる。

 

どれも人のクセや習慣と呼ばれるものです。

 

たまたまではなく常習的になってくると

左右どちらかに負担が大きくなっていきます。

 

原因は探せばまだまだ出てくるでしょう。

 

しかし気付いて治せるものから治していくと

顎関節症を回避する事が

できるのではないでしょうか?

「顎関節症」の病院は何科?

痛みや不快感に耐えられなくなった時、

頼りになるのは「病院」です。

 

ですが病院と一口に言っても

「何科」に行けばいいのでしょうか?

 

①歯科
 
あごと口は場所も近いので

一番に思い浮かぶ科かもしれませんが、

歯科は歯の専門医なので

始めから顎関節症を疑っている場合は

歯科に問い合わせてみる事が必要です。

 

②口腔外科
 
個人病院や規模の小さな病院では

あまり見かけない科ですが、

大きな総合病などで見かける事ができます。

 

口の事だけでなくあごや顔についても

診てもらえるのでおすすめです。

 

③カイロプラクティックや整体などの治療院
 
これらの治療院を聞くと

針やお灸をイメージする人が多いですが、

意外と顎関節症に詳しい先生が多い事。

 

通いやすい場所にある治療院であれば

問い合わせてみるべきです。

 

顎関節症になってしまった人も、

顎関節症かも?と疑いを持っている人も、

まずは病院でしっかりと

判断を付けてもらいましょう。

 

まだはっきりとわからない段階で自分勝手に

「冷やしたらいい。」「温めたらいい。」

「マッサージしたらいい。」

と行ってしまうと

やり方次第では悪化してしまう事もあります。

 

顎関節は生きていく上で欠かせない場所。

 

だからこそ正しい知識、正しい治療法を

知る事が必要だと言えます。

 

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