いつもお手頃価格で品切れの心配がないもやし。
「ブラックマッペもやし」とも呼ばれている、
軸が細めのもやしです。
もう1品欲しいときや、
ボリュームアップさせたいときにも、
大活躍するお助け野菜です。
もやしは低カロリーで
ダイエットの味方であることは、
皆さんご存じのとおりですが、
どうしてもワンパターンな料理に
なってしまいがちです。
そこで今回は
種類別のもやしの特徴、カロリーを知って、
健康的なダイエットライフを目指しましょう!
もやしはいつからあるの?
平安時代にはすでに
「もやし」という名前が存在していて、
江戸時代には広く食べられていました。
現代では、輸入した豆を原料として、
国内で広く栽培されています。
同じように見えるもやしですが、
近年のスプラウトブームで
いろいろな種類が
販売されるようになっています。
もやしの種類別のカロリーは?
代表的な種類のそれぞれの特徴と、
カロリーなどを見ていきましょう。
○緑豆(りょくとう)もやし
代表的なもやしです。
カロリーは100gあたり14kcalで、
1袋(243g)では34kcalです。
タンパク質は
1袋(243g)あたり4.13gです。
緑豆はハルサメの原料でもあります。
軸が太めで
シャキシャキした歯ごたえが特徴です。
水溶性のビタミンの一種である葉酸は
1食あたりの取得目安量をクリアしていて、
ビタミンンCも多く含まれています。
○大豆もやし
ベージュ色の豆が付いているもやしです。
カロリーは100gあたり37kcalで、
1袋(197g)では71kcalです。
(243g換算では約87 kcal)
タンパク質は1袋(197g)7.1gです。
(243g換算では約8.7g)
豆のうまみや歯ごたえが楽しめます。
ビタミンKは1日当たりの
摂取目安量をクリアしている
栄養価の高いもやしです。
○黒豆もやし
「ブラックマッペもやし」とも呼ばれている、
軸が細めのもやしです。
カロリーは100gあたり15kcalで、
1袋(248g )では37kcalです。
タンパク質は 1袋(248g )あたり4.96gです。
炒めてもシャキシャキ感が味わえます。
ビタミンC は1日当たりの
摂取目安量の80%が含まれています。
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もやしの栄養効果は?
○葉酸
緑豆もやしに多く含まれていて、
血をつくる働きに関係しています。
緑黄色野菜にも多く含まれています。
水溶性なので茹でると溶けだしてしまいます。
○ビタミンK
大豆もやしに多く含まれていて、
納豆にも多く含まれています。
骨にカルシウムを取り込むのを
助けるはたらきがあり、
骨粗しょう症の治療薬としても認可されています。
脂溶性で熱にも強く、どんな調理法にもあいます。
○ビタミンC
ブラックマッペもやしに多く含まれています。
免疫力を高めてくれる働きがあり、
メラニンの生成を抑えてくれるところから、
肌に良いと言われています。
葉酸と同じ水溶性です。
もやしの栄養効果がUPする方法とは?
○たんぱく質と一緒に取る
もやしだけだと
たんぱく質がほとんど取れませんので、
カロリーを燃焼してくれる筋肉の元が
不足してしまいます。
肉や魚、チーズなどと一緒に
取るようにしましょう。
○よく噛む
シャキシャキ感を楽しむように
よく噛んで食べると栄養の吸収率がUPして、
満足感も味わえます。
○ゆで汁も活用する
もやしを茹でた茹で汁には
水溶性のビタミンが溶けています。
スープなどに有効活用すると、
溶けだした栄養も取れます。
ダイエットをしているから、
と食事の量を減らしてしまうと、
見ためからの満足感も減ってしまいます。
もやしで量も栄養もしっかり取るようにすれば、
ダイエット中の食事も楽しめますね。
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