恐ろしい病気のシャーガス病。
心臓が爆発するという
聞いただけでもゾッとするような病気です。
昨年、
初めて国内で感染が確認されて
注目が高まっています。
今回はそんなシャーガス病について
気になることをまとめてみました。
シャーガス病の原因は?
まず、シャーガス病の原因についてです。
シャーガス病は、
寄生虫であるクルーズトリパノゾーマによって引き起こされます。
クルーズトリパノゾーマは、
カメムシ類のサシガメに寄生しています。
日本のサシガメは寄生虫が居ないとされていますが、
地球温暖化などによって生態系の変化が考えられるので、
全く安全とは言い切れないでしょう。
実際に、国内で感染した例も発見されました。
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シャーガス病の症状は?
シャーガス病は、
寄生虫の侵入した部分が腫れ上がることが特徴です。
リンパ節腫腸で始まり、発熱、肝脾腫に進行し、
急性心筋炎、髄膜脳炎で死亡することもあります。
急死を免れても、
数年後に慢性心筋炎、巨大食道、巨大結腸などが
起きる可能性もあるのです。
アサイージュースとの関係
シャーガス病の原因は先に述べた通り、
サシガメが関係していると言われていました。
しかし、近年では
アサイージュースやサトウキビジュースにも
病原体となる寄生虫が存在するということが判明されました。
日本でも、近年アサイージュースやアサイーボウルなど、
アサイーブームが起きています。
日本では大丈夫でしょうが、
南米など衛生環境が怪しい国では
安易にアサイージュースを飲まない方がいいでしょう。
ブラジルワールドカップやリオオリンピックもあり、
南米には多くの人が集まることが予想されます。
そこで、色々な病原菌を持ち帰ってしまい
国内が混乱するということは避けたいことです。
1人1人が前提知識を持って、
危ないもをの認知することが大切でしょう。
シャーガス病は第2のエイズと呼ばれるほど危険なので、
特に警戒は必要です。
今後、
シャーガス病という言葉を多く耳にするかもしれませんので、
十分注意しておきましょう。
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